DVD ジェネオン エンタテインメント 2004/08/25 ￥4，935 『GO』などの行定勲監督が、妻夫木聡、田中麗奈ら、日本映画界を代表する若手俳優を集めたアンサンブル・ドラマ。ある一日の午後から翌朝までの短い時間を描く。京都の大学院に進んだ正道の新居に、引っ越し祝いで集まる友人たち。酔っぱらって本音を吐き出す者。能天気にくつろぐ者。彼らの一夜の人間模様に、ビルの隙間に挟まれた男と、浜…

今日は映画の日。

久々に完全オフ。
久しぶりに映画でも見ようかなー、と昨日TSUTAYAで邦画を2本レンタル。
字幕を追うのが苦手なので洋画はほとんど見ない。
麦チョコとペットボトルのサイダーも準備。
いつでも来い。

まずは、買ったまま見てなかった『SWING　GIRLS』を消化。
レビューは前に書いたが、やはり所々のネタが観客を飽きさせず、最後の演奏会では小さく手拍子を打ってしまった。
JAZZって、聴くのは好きだしノリやすいのだが、なぜ演奏するとなるとそうはいかないんだろう。
この前『TAKE THE "A" TRAIN』やったけど、最後まで前ノリになってしまった。

続けて見たのが『きょうのできごと』
おすすめされて、見ると言ったからには見なくては。
少し興味あったし。

何というか。
この世って数え切れないパラレルワールドの束だと思った。
実際の意味ではパラレルワールドって異次元のことだけど、個人レベルのパラレルワールドと言うか。
それが毎日、家族や友達とくっついたり離れたりして次元を共有……ってわけわかんないな。

どうも、自分の目が届かないところで様々なことが起こっているってことを忘れがちで。
そのようなことをずっと意識していたら、生きてかれないし。
忘れがちだけど、自分の目に見える範囲のことで笑って、悩んで、行動できれば、人として上出来なのではないだろうか。

どこにでもいる若者の生活（一部、非常に特殊な例があるが）を、時系列を前後させながら垣間見ていると、何故か心が温まってくる感じがする。
仲間や恋人、彼らと共に歩む生活をとても大事にしているのが伝わってきて。
似た次元を持つ人々が集まって同じ思い出を作る。
当たり前のことだけど、かけがえのない。

『SWING GIRLS』は米沢弁。
『きょうのできごと』は関西弁。

いつの間にか今日は、方言の日。

DVD 野球部の応援に行った吹奏楽部にお弁当を運んだ補習クラスの女子だったが、炎天下、チンタラ運んでいたせいで、お弁当は腐り、吹奏楽部は体調を崩してしまう。ひとりだけお弁当を食べなかった男子・中村は、即席吹奏楽部を作ろうと思いつく。責任をとらせようと補習クラスの女子を誘うが、吹奏楽をやるには人数が足りなかったため、ビッグ…

見てきました。スウィングガールズ！
ずっと見たかったところ、楽団の友人が見に行くというので便乗。

いやー面白かった！
はじめはあまりの楽器の扱いに見ながらアワアワしていたが、中盤越えてからは演奏の迫力に飲み込まれ、心を弾ませながら見ていた。
周りを見渡してみると、僕のようにリズムに乗った観客がたくさん。
ある点を越えたあたりから楽器の腕が急に上がるのはご愛嬌。

初めて楽器を持った時、上達していく嬉しさ、初舞台での緊張、
人前で演奏する楽しさ、やり遂げた時の達成感。
全てを懐かしく思い出させてくれて、少ししみじみもした。

途中のボケシーンも見所あって、最後まで飽きることなかった。
映画はどうしても間延びしがちなのが苦手なので映画館にはあまり行かないのだが、終始笑顔でいられた。
個人的には、トロンボーンの関口とドラムスの田中が凄くいい味出してたと思う。
関口、あんな性格に見せてるけど絶対根性座ってるよ。

しかし、ユーフォ吹きとしては、ちょっと悲しかったなぁ……。
部長、楽器吹きならそれだけはしちゃなんねぇ。
「何があっても身を挺して楽器を守れ」とはよく言われたものだ。
見に行く前に数人から「ユーフォ吹きはショック受けるよ」と聞いていたが、そういうことか。
てっきり壊されるものと思っていたのに、もっとダメージでかかったよ。

僕はスウィングが上手くできないので、ジャズ系の曲は敬遠気味。
（聞くのは大好きだが）
だけど、次の演奏会でやるんだ、『Take The "A" Train』
どういうわけかメロディーもいくらかあるので、頑張ろう。

吹奏楽畑の人間なので、スウィングガールズの出番の前で演奏された曲目もいくつか聞いたことがある。が。
「ベスト・フレンド」（スウィングガールズの直前）しか思い出せなかった……。
「ベスト・フレンド」の前で演奏された曲（過去の吹奏楽コンクールの課題曲のはず）とその前の曲、タイトルは何だー。