8月12日の日記

2004年8月11日 音楽
帰省し、8日から母校に通っている。
13日に吹奏楽部の定期演奏会があり、そのOBステージに出るからだ。
4日間しか練習がないのに、それで4曲完成させなければならない。
毎年のことながら、きついスケジュールだ。

OBステージ4曲のうち、2曲はやったことがあり、1曲はまあ簡単な曲なので何とかなりそう。
ただ、残りの1曲、酒井格氏の『たなばた』に悩まされている。
僕がやっているユーフォニアムに、6小説程度のソロがあるからだ。
今回、ユーフォは3人出演するが、白羽の矢が立てられてしまった。

氏が高校生の時に作曲したこの曲、ユーフォはかなりおいしい部分が多いので吹いていて素直に楽しい。
ソロの部分はアルトサックスとの掛け合いになっており、ここは「牽牛と織女の出会いを表現して」というような吹き方が望ましいらしい。
恐らく、アルトサックスでソロを吹くのも男だ。
僕はどっちを思い浮かべながら演奏すればいいのだろう……。

氏のサイトによると、この曲は氏が在籍していた吹奏楽部の仲間を思い浮かべながら作曲したらしい。
で、アルトサックスの女の子とユーフォの同級生が仲が良かったので、その2人のデュエットを思い描きながらソロを作った、と。
だとしたら、僕が牽牛を務めるべきなんだろうな。
そう務めたいところだが、今の僕はいっぱいいっぱい。
ゆったりとした中間部、しかも音符がスラーで繋がれていて息継ぎが上手く出来ない。
牽牛も織女も吹っ飛び、強弱すら満足につけられないのではどうしようもない。

『たなばた』ってどんなイメージだろうなぁ。
伝説もいいけれど、もっと一般的な自分のイメージ……祈り?願い?祭り?楽しさ?

良い演奏をするには、曲の背景を知ることから。
もしかすると、酒井氏の同級生になったつもりで、酒井氏の思いを受け止めるつもりで演奏するのが一番いいのかもしれない。
けど、さすがにそれは失礼な気がする。

本番はあさって。
とにかく、たなばたと牽牛のイメージだけは心に。
さ、練習するべ。

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