ISBN:4758410267 単行本 竹内 真 角川春樹事務所 2004/01 ¥1,785
竹内真さんの本、というだけで購入したと言っても過言ではないかも。
いいじゃないか。好きなんだから。
演劇コンクールに参加するために、瀬戸内の鹿爪島に渡ってきたコント劇団コカペプシ。
渡る為の船には、官能作家の佳苗とアシスタントの律子も乗り合わせていた。
宿泊費を浮かすつもりで鹿爪島でアルバイトしていたのに、どういうわけか島の産業廃棄物問題に巻き込まれ……。
うーん。何と言うか。いまいち。
キャラクターは立っているんだけど、この人でなくてもいいんじゃ?という思いが抜けなかった。
別にコカペプシでなくても、佳苗でなくてもこの話は成立するんじゃないかなー、と。
「この人達でないと駄目なんだ!」と思わせるものが欲しかった。
『自転車少年記』(新潮社)とか、それが十分だったからぐいぐい引き込まれた気がするし。
コカペプシのコントも、律子の書く小説もさわりしか描写してくれないので、あまりイメージがわかなくて。
違和感を感じながら読み進めたからかもしれないが、話のラストも強引な気がしてしまって、結局最後まで話に乗り切れなかった。
次に期待。
竹内真さんの本、というだけで購入したと言っても過言ではないかも。
いいじゃないか。好きなんだから。
演劇コンクールに参加するために、瀬戸内の鹿爪島に渡ってきたコント劇団コカペプシ。
渡る為の船には、官能作家の佳苗とアシスタントの律子も乗り合わせていた。
宿泊費を浮かすつもりで鹿爪島でアルバイトしていたのに、どういうわけか島の産業廃棄物問題に巻き込まれ……。
うーん。何と言うか。いまいち。
キャラクターは立っているんだけど、この人でなくてもいいんじゃ?という思いが抜けなかった。
別にコカペプシでなくても、佳苗でなくてもこの話は成立するんじゃないかなー、と。
「この人達でないと駄目なんだ!」と思わせるものが欲しかった。
『自転車少年記』(新潮社)とか、それが十分だったからぐいぐい引き込まれた気がするし。
コカペプシのコントも、律子の書く小説もさわりしか描写してくれないので、あまりイメージがわかなくて。
違和感を感じながら読み進めたからかもしれないが、話のラストも強引な気がしてしまって、結局最後まで話に乗り切れなかった。
次に期待。
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