イニシエーション・ラブ
2004年6月2日 読書
ISBN:456203761X 単行本 乾 くるみ 原書房 2004/03 ¥1,680
出版社に勤めている先輩から
「これは凄いぞ、読んどけ!」
と薦められた。
その時一緒に居た友達が「じゃあ買います!」と言ったので貸してもらい、読了。
1980年代の夏、鈴木夕樹と成岡繭子は出会った。
お互いは出会った日から惹かれあい、いつしか恋人同士となる。
繭子の望むように夕樹は接し、繭子も夕樹の思いに答える。
2人はずっと幸せに過ごすように思えた……。
SIDE-AとSIDE-Bに別れているこの本。
SIDE-Aでは「繭子、贅沢な女だなー」とか「夕樹、健気だなー」とぼんやりした感想を持ちながら読み進める。
けれど、幸せそうな二人の甘い生活っぷりに砂糖菓子でも噛み砕く思い出読む一方、微笑ましくもあった。
SIDE-Bに移っても、甘い様子が続き、「何だこれは。ただの恋愛小説か?」と思いながら読む。
ラストのほうは展開が変わってきて、「あぁ、こんな終わり方か。別に普通の本だよな」と思いながら読み……
最後の2行で、度肝抜かれた。
え?ええ?えええ??
な、何で?何これ?
わけがわからなくなり、先輩に会った時に頼み込んでどういうことか教えてもらった。
ヒントを教えてもらって改めて読み返してみると、文章中に隠されているトリック?が見つかる見つかる。
この行動はそういうことだったのか、と、どんどん納得させられる。
2回読了して、やっとすっきりした気分になり、凄い本だなと思わされた。
ページ数は並。
文章は平易なので3時間もあれば読めます。
でも、2回読み返すことになるかも。
1回で謎が解けたら凄いと思います。
出版社に勤めている先輩から
「これは凄いぞ、読んどけ!」
と薦められた。
その時一緒に居た友達が「じゃあ買います!」と言ったので貸してもらい、読了。
1980年代の夏、鈴木夕樹と成岡繭子は出会った。
お互いは出会った日から惹かれあい、いつしか恋人同士となる。
繭子の望むように夕樹は接し、繭子も夕樹の思いに答える。
2人はずっと幸せに過ごすように思えた……。
SIDE-AとSIDE-Bに別れているこの本。
SIDE-Aでは「繭子、贅沢な女だなー」とか「夕樹、健気だなー」とぼんやりした感想を持ちながら読み進める。
けれど、幸せそうな二人の甘い生活っぷりに砂糖菓子でも噛み砕く思い出読む一方、微笑ましくもあった。
SIDE-Bに移っても、甘い様子が続き、「何だこれは。ただの恋愛小説か?」と思いながら読む。
ラストのほうは展開が変わってきて、「あぁ、こんな終わり方か。別に普通の本だよな」と思いながら読み……
最後の2行で、度肝抜かれた。
え?ええ?えええ??
な、何で?何これ?
わけがわからなくなり、先輩に会った時に頼み込んでどういうことか教えてもらった。
ヒントを教えてもらって改めて読み返してみると、文章中に隠されているトリック?が見つかる見つかる。
この行動はそういうことだったのか、と、どんどん納得させられる。
2回読了して、やっとすっきりした気分になり、凄い本だなと思わされた。
ページ数は並。
文章は平易なので3時間もあれば読めます。
でも、2回読み返すことになるかも。
1回で謎が解けたら凄いと思います。
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