RIVERDANCE 2003
2003年11月12日「RIVERDANCE 2003」を見てきました。
フリスク氏(お気に入り参照)と共に。
6月に気合を入れて取ったS席。
前から18列目なので大丈夫かな、と思っていたが何の問題もなく。
ステージを少し見下ろす形でとても良い席だった。
開演まで後10分ほどのところでアナウンスが流れる。
いつもの「携帯の電源をお切りください」「開演中の席の移動はご迷惑になりますので」の他にもう1つ。
「本日は、ダンサーの体調不良により、公演の一部、『Trading Taps』を外させていただきますので、ご了承ください。
そ、そんなぁ……。
これは第2部の中でも楽しみにしていた場面なのに。
ぶつくさ言っても仕方がない。
他の場面で思いっきり楽しんでやろうじゃないか、と思っていたところにベルがなる。
会場が暗くなり、静かにダンサーが現れて。
いきなり打ちのめされた感じです。
場面1、『太陽を巡るリール』で。
一糸乱れぬステップ、ステージ横から響いてくる音楽、始めの幻想的な、そして途中からの勇壮な雰囲気。
渾然一体となって会場を包み込む。
DVDでほぼ全てのシーンを見たことがあるのだが、生で見るのでは全然違う。
圧倒的な演技に痛くなるほどの拍手を送った。
感銘を受けたのはもちろんこれだけではない。
場面5、『落雷』の力強さにあのステップ、場面7の『ファイアーダンス』の艶やかさとしなやかさ。
そして1部トリの場面9、『リバーダンス』の流れとステップ。
特に『リバーダンス』は、僕がアイリッシュダンスに興味を持ったきっかけの場面だったので、生で見ることができて、そして想像以上の素晴らしさに本当に感動した。
2部では場面10『アメリカンウェイク』と場面12の第3幕『マケドニアの朝』がお気に入り。
DVDで見ても楽しかったところだが、生で見ると面白さがより伝わってくる。
ダンサーが楽しそうにやっているのが見えるからだろう。
『マケドニアの朝』ではフリスク氏がヘッドバンキングの一歩手前みたいな動きをしているのが印象的だった。
あの曲、前半の拍子を数えると4分の2拍子と8分の7拍子を延々と繰り返しているのだが、よく混乱しないなぁ、と思う。
曲がりなりにも楽器を嗜み、『RIVERDANCE』を吹奏楽版で演奏したこともある僕には、楽器群も見逃せない。
イーリアンパイプにロゥホイッスル、フィドル、ソプラノサックス、アコーディオン、ギターにパーカッションにキーボード……。
全部で14ある場面、2時間前後の演奏を彼らは全て暗譜でやってのける。
単調なリズムなど殆どない、変拍子ばかりの曲を。
どれだけ練習したんだろうと、思う。
彼らのアンサンブルのみで成立する場面8、『収穫』は楽器群に釘付けだった。
ミュージカルやダンスでは音楽は付随するものになりがちだけど、RIVERDANCEでは決してそんなことがない。
音楽も主役になれる。
演奏が終わった時には、思わず「Bravo!!」と叫びそうになった。
ただ、全般的にシンバルアクションが大きすぎたかな、という気もしないでもないけれど。
はじめは楽器のソロや見事な演技に対する拍手も少なく、ノリがちょっと悪いかなと思ったけど、『マケドニアの朝』あたりからかなり会場のテンションは上がってきた。
手拍子がひっきりなしになり、拍手も一段と大きくなった。
フィナーレではスタンディングオベーションする人も多数。
もちろん僕らもだ。
生まれて初めてスタンディングオベーションした。
ダンスを見て涙出そうになったのも初めてかもしれない。
2時間近い演技だったが、あっという間に終わってしまった。
S席1万1500円、かけて本当に良かった。
もう一回見に行きたいなぁ……。
勢いで会場で売ってた残り公演の余りチケット、買ってしまっても良かったかも。
今度見るときは、完全版で見たい。
フリスク氏(お気に入り参照)と共に。
6月に気合を入れて取ったS席。
前から18列目なので大丈夫かな、と思っていたが何の問題もなく。
ステージを少し見下ろす形でとても良い席だった。
開演まで後10分ほどのところでアナウンスが流れる。
いつもの「携帯の電源をお切りください」「開演中の席の移動はご迷惑になりますので」の他にもう1つ。
「本日は、ダンサーの体調不良により、公演の一部、『Trading Taps』を外させていただきますので、ご了承ください。
そ、そんなぁ……。
これは第2部の中でも楽しみにしていた場面なのに。
ぶつくさ言っても仕方がない。
他の場面で思いっきり楽しんでやろうじゃないか、と思っていたところにベルがなる。
会場が暗くなり、静かにダンサーが現れて。
いきなり打ちのめされた感じです。
場面1、『太陽を巡るリール』で。
一糸乱れぬステップ、ステージ横から響いてくる音楽、始めの幻想的な、そして途中からの勇壮な雰囲気。
渾然一体となって会場を包み込む。
DVDでほぼ全てのシーンを見たことがあるのだが、生で見るのでは全然違う。
圧倒的な演技に痛くなるほどの拍手を送った。
感銘を受けたのはもちろんこれだけではない。
場面5、『落雷』の力強さにあのステップ、場面7の『ファイアーダンス』の艶やかさとしなやかさ。
そして1部トリの場面9、『リバーダンス』の流れとステップ。
特に『リバーダンス』は、僕がアイリッシュダンスに興味を持ったきっかけの場面だったので、生で見ることができて、そして想像以上の素晴らしさに本当に感動した。
2部では場面10『アメリカンウェイク』と場面12の第3幕『マケドニアの朝』がお気に入り。
DVDで見ても楽しかったところだが、生で見ると面白さがより伝わってくる。
ダンサーが楽しそうにやっているのが見えるからだろう。
『マケドニアの朝』ではフリスク氏がヘッドバンキングの一歩手前みたいな動きをしているのが印象的だった。
あの曲、前半の拍子を数えると4分の2拍子と8分の7拍子を延々と繰り返しているのだが、よく混乱しないなぁ、と思う。
曲がりなりにも楽器を嗜み、『RIVERDANCE』を吹奏楽版で演奏したこともある僕には、楽器群も見逃せない。
イーリアンパイプにロゥホイッスル、フィドル、ソプラノサックス、アコーディオン、ギターにパーカッションにキーボード……。
全部で14ある場面、2時間前後の演奏を彼らは全て暗譜でやってのける。
単調なリズムなど殆どない、変拍子ばかりの曲を。
どれだけ練習したんだろうと、思う。
彼らのアンサンブルのみで成立する場面8、『収穫』は楽器群に釘付けだった。
ミュージカルやダンスでは音楽は付随するものになりがちだけど、RIVERDANCEでは決してそんなことがない。
音楽も主役になれる。
演奏が終わった時には、思わず「Bravo!!」と叫びそうになった。
ただ、全般的にシンバルアクションが大きすぎたかな、という気もしないでもないけれど。
はじめは楽器のソロや見事な演技に対する拍手も少なく、ノリがちょっと悪いかなと思ったけど、『マケドニアの朝』あたりからかなり会場のテンションは上がってきた。
手拍子がひっきりなしになり、拍手も一段と大きくなった。
フィナーレではスタンディングオベーションする人も多数。
もちろん僕らもだ。
生まれて初めてスタンディングオベーションした。
ダンスを見て涙出そうになったのも初めてかもしれない。
2時間近い演技だったが、あっという間に終わってしまった。
S席1万1500円、かけて本当に良かった。
もう一回見に行きたいなぁ……。
勢いで会場で売ってた残り公演の余りチケット、買ってしまっても良かったかも。
今度見るときは、完全版で見たい。
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