譲れないこと。

2003年6月5日
阪神が一挙に11点取って勝ったあの日、兄は実家に電話をかけて電話口で喜びを大いに表現したらしい。

うちの家族は全員阪神ファンだ。僕と母は選手名などにはあまり詳しくないのだが阪神が勝つと嬉しくなる感情を持ち合わせている。そしてうちの家族は全員がアンチ巨人である。やはり金にモノを言わせているイメージがしみついているのだ。

しかし兄の巨人嫌いは少し度が過ぎたものがある。僕がどこの新聞を取ろうか迷っていた時、朝日、産経は論調が合わないので一番に切ったのだが毎日と読売でどっちを取ろうか悩んでいた。実家では毎日を取っていたので、ちょっと違うの読んでみようかな、と思って、実家から電話がかかってきた時に
「新聞取ろう思っとんやけど、ずっと毎日やったけん読売でも取ってみようかなー思とんや」
と言ってみると、話し相手がいきなり偶然帰省していた兄に代わり
「巨人の新聞や取ったら縁切るぞ。わかっとんか」
と言われた。

僕が現在毎日新聞を読んでいるのは言うまでもない。どこの新聞を購読するかくらいで兄弟の縁を切られたらたまらない。

しかし兄は普段、平気で日テレ系列のテレビ番組を見ている。

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