椅子と机、補充希望。

今年のゼミが本格始動。
4月前半は3年生総出で2年生の選抜、後半は自己紹介してそのまま歓迎呑みのコースを辿ってGWに突入したため、やっとである。

基本的にうちのゼミは3年からの編入を認めていないのだが、今年はゼミ選考の前に教授が一人の女の子を連れてやってきた。他のゼミにいたのだが、その雰囲気がダメだったのか（一学年で50人くらいいてまとまりがない）他のゼミに移りたくなったらしく、それで教授に頼み込んだらしい。僕もそのゼミの混沌とした様子は噂に聞いていたし、メンバーが増えるのは喜ばしいことだと思ったので反対意見なんて出さず、そのまま編入決定。それから選抜の日合わせてたった3度のゼミしかなかったのに、もともと全く人見知りも何もせずに話し掛ける女子メンバーのおかげですっかり溶け込んでしまっている。

2次選考まで行って2年生メンバーも14人取って今年の選考は終了。昨年は面接される側で圧迫面接も受けたので今年の面接は楽しみにしていたのだが、面接する側になってみると、落とすのも辛いものである。一生懸命な思いの丈を綴ったレポートを読ませてもらって、自己アピールしてくれたけど今ひとつキャラが立たない、底が浅いからギリギリで取った、落とした、て子がいるから。もちろんちょっと話聞いただけで「ダメだ」と思う奴もいたが。一応公式な場なんだから机に手をどっかり乗せてタメ口聞くな。

で、今日。ゼミが始まる前に教授と喋っていると「3年生がもう1人増えるから」と言う。何故っすか。

話を聞いてみると、他大学からの転入生だと言う。これは珍しい。もともとうちのゼミは「2部枠がある」「留学生枠がある」とまことしやかに囁かれている。ちょっと人とは違った経験をしている人はかなり気に入られやすい。教授に紹介された子は武蔵野女子大から転入してきた女の子。もちろん受け入れられたので、数週間後にはすっかり打ち解けているだろう。歓迎呑みの計画までもう持ち上がっているし。

しかしこれで3年は男6の女9。2年は、今年選抜の2年は、男に「ちょっとなぁ…」と思わせる奴が多かったので男5の女9。そして4年の先輩は男4の女9……。3、4年の男はもうゼミの雰囲気にも慣れていて女性陣のパワーに負けないが、1年男はまだまだ慣れないのか圧倒されているのか、とても大人しめの印象を受ける。早く慣れて化けてもらいたい。

そして合同ゼミのうちは定員25人の部屋で2，3年29人と教授で使っている。4年の先輩は時間帯が違うのだが頻繁に遊びに来る。椅子からあぶれないためにも、ゼミの前の講義が終わると急がなければならない。