数日前に、父から出張で東京に来るので飯でも食べるか?という電話が入った。本当に、ものすごく珍しい風の吹き回しである。僕の家から父の会社までは大分遠いので普段ならまず「時間ないがー、残念やなー」と笑われて終わるのだが、今回は金曜出張で泊まりだったので、休みの土曜日に会うことができたのだ。

10時集合だったのだが僕が見事に寝坊、11時に変更してもらってとりあえず渋谷で落ち合う。1ヶ月ぶりだが親の顔はそうそう変わるものではない。

話を聞くと、浅草にまだ行ったことがないから行きたいと言う。というわけで銀座線で浅草まで移動。雷門をくぐって仲見世通りで人形焼を食べ、浅草寺でお参り、とごくごく普通のコースを辿るが父はそれで満足らしい。他にあるお堂とかにも行く?と聞いたがあまり興味なさそうだった。

昼ごはんは浅草のお店で天丼。特上天丼なんて食べるの何年ぶりだろう。美味かったー!けど天つゆは味濃すぎ。だんだん胃にもたれてきた。

次は上野に。今回は父の希望に添うように行こうと思っていたので、鈴本演芸場で落語を見る。中はほぼ満員、盛り上がりも上々だった。

しかし先ほどから歩き詰め、いい感じの暖房、入ってすぐに始まった志ん輔さんの話は覚えているのだが、その他の方のは全く記憶に残っていない。ごめんなさい、落語家さんたち。

父の飛行機の時間の関係上、途中で引き上げて浜松町からモノレールで羽田に。また茶を飲みながら語らって搭乗ゲートで見送った。今では年間で100日も顔を合わさない。こういう機会を大切にしたい。

帰り、浜松町のBOOKS談に立ち寄ったのだが、なぜ今月に限って集めてるマンガが一斉に発売されているのだ。さらに大好きな高橋しんさんの新刊まで出ている。変な見栄も働いて(実際面白そうだったし)新書も一冊購入、合計6冊も本を買ってしまった…衝動買いの癖も治さないと。

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