怖いわ。その生活。

2002年9月21日
昨日の晩はオレンジガムについてひとしきり悔しがったわけである。
さて、今日ついに先輩がやってくる。
現在先輩は松山に住んでいるのだが、東京までは
新幹線でだいたい7時間かかる道のりだ。
今回は前日にサークルの人たちに捕まって
本来下戸なのに飲まされ、二日酔いで来たとか。
なんでそんな無茶を…。
去年も先輩はやってきたのだが、その時はなんと
日帰りでやってくるという、体力や根性があると言うよりも
無謀としか言いようがない。
しかもその日はちょうど台風直撃、しかも翌日に
あのテロが起こったという、なんとも言えぬタイミングだ。

今回は秋葉原と神保町の古本屋街に行きたいと言うので
新幹線の着く時間に合わせて東京駅で待ち合わせ、合流。
全く変わらない人だ、と思う。

秋葉原で降りた訳だが、とにかくPC等の機器を見たいらしく
手近にあった店に入っていく。
先輩は機械好きなので物の豊富さに感心しつつ見ていたが、
僕はPCのメモリや基盤など、一見よくわからない付属機器に
滅法弱く、そういうものに囲まれているだけで
ストレスがたまって我慢できなくなるタイプだ。
辛くなってきたので隣のゲーセン行ってきます、と告げると
もう少しだから待ってくれ。と。待ちました。

それからも機械店には何度か入ったけど短く切り上げてくれた。
僕は後輩に頼まれていたFFコレクションを捜索していたが
発売から結構経つくせに3枚組みのせいか4800円。
もっと安いところも発見できなかったので買いました。
うちにあったの無くしてなかったら買わなくても済んだのに…。
後輩もソフト1本交換してくれるからいいか、と思い込む。

先輩も人ごみが辛かったのか、意外と早く移動しようと言うので
神保町にさっさと行くことに。
聞けば先輩、昼ごはんも食べてないとのこと。
二日酔いだったんだから朝ごはんは食えないだろうが
さすがにこれでは体を壊すと思い、何か食べようと
しきりに主張したのだが、曰く
「この生活が身に染み付いてるからいい」
…だから怖いんだ。
つまり不健康な生活がデフォルトなんだから。

とにかく神保町到着。
地下鉄は普段使わないので、都営線と営団地下鉄線の
区別や違いがわからず迷いかけた。
古本街のほうに歩いていると途中で4月に行った
「Ole Ole」というイタリアンの店を見つけたので
夕飯あそこにしませんか?と提案。
その答え。
「高いやんか。俺マックとかでええんやけど」

………。

値段は750〜1300円程度。
先輩がマックでよくても僕は絶対嫌だ。
できるだけ先輩の意向は聞きたかったがこれだけは無理だ。
僕はケチる旅行はつまらないと思うタイプだ。
「旅行は好みが合わないと辛い」と言うが、わかる気がする。

本屋をいろいろ回って先輩も気に入った本を手に入れたらしく、
時間は18時半。さぁどうしようと言うところ。
さっきの店は却下されたので、また悩む。
「タイ料理は?」と言ったら受けたのでそうしようと。
しかし新宿駅で降りて探しても道がうろ覚えだったために
わからず、以前案内してもらったフリスクさんに
問い合わせても迷ってしまい途方に暮れていると
先輩が「もうそんな気遣わんでええから」と言うので
結局家の近所のファミレスになりました…。
ホスト失格。

夕飯をバーミヤンで済ませて帰宅。
夜になると長袖でも寒い。

CDなど聞きながら話したり本読んだりいろいろ。
眠そうだったので布団出そうとすると
「これでいいから」と大き目のクッションに横になった。
……本当にそれでいいんですか?
何度も布団敷きますから、と言っても聞き入れてくれない。
寒いですから、と渡したタオルケット。
本当にまあまあ寒かったのだが、裸足の足には
何もかぶっていなかった。
枕もなし。

絶対この人早死にするな…と思った中秋の名月の夜は
曇って月が見えなかった。


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