どこからそんな話が。

僕が吹奏楽をやっていることはもう何度も書いてきたのだが、
中学の時は卓球部だったりした。
理由は親に運動不足を見咎められて運動部に入ることを
強制された、という情けないものなのだが、
その練習中に窓から見える吹奏楽部の練習を見てて
興味が湧いてきたのだ。入部した友達も楽しそうだったし。

そんなことがあって、高校から吹奏楽部入部。
楽しく部活して半年ほどした文化祭シーズン。
別の高校に行った友人にひさびさに会ったので話していると、
「お前って有名なんやな」
と言うので、ん？と思いながら理由を聞くと、
「なんかな、俺が▽高の文化祭行ったらな、
　『なぁなぁ！○○くんが吹奏楽部入ったってほんと！？』
て聞かれたんや。1人や2人やなく。　」

……！？

特に中学の時に目立ったことをやった覚えは無いんだが…。
無理やり出さされそうになった文化祭の劇も
奇跡が起こって上演取りやめになったし。
普通の生活と思ったのは自分の脳内ストーリーなのか。
自分も、たまに会った中学の同級生から何度か
同じ質問を後ほど受けることになる。

その後、去年の秋に同じ友人から、ある自己啓発系の本について興味ないか、と言うので理由を聞くと、
「知り合いが、その著者の講演会に行ったらお前の　苗字が参加者の列から聞こえてきたんやと。」

これだとただの神経過敏に思われそうだが、
僕の苗字はかなりの珍名で、今住んでいる地域の
電話帳には1件もいないし、地元でもそういない苗字なのだ。
僕も親戚以外で同じ苗字の人には、現実でも
マンガなどの創作モノでもついぞお目にかかったことがない。

ただの思い過ごしとは思うが。やはり神経過敏かな。