「Bravo!」
2002年2月23日「一度プロのミュージカルを見てみたいなぁ…」と
ふと思った11月の末。
ずーっと前だが、めちゃイケで岡村がライオンキングの
舞台を最後の最後でぶち壊すのを見ながら、
岡村が邪魔しに来ないミュージカルを生で見たいと
数ヶ月に1度のペースでぼんやりと思っていたのだ。
そんな折に、劇団四季の「キャッツ」が公演5000回を
迎えたこと、現在も大阪で上演中であることを知り、
そう言えば母も見たいと言ってたような…と思い出して
誘ってみたところ即OKが下り、兄も行くことになったので
3人分チケットを手に入れてこの日が来るのを
心待ちにしていた。
ちなみにキャッツのあらすじ(かなり適当)
ジェリクルキャッツと呼ばれる、人に飼いならされることを
拒んだ猫たち。
今日はそんな猫たちが開く年に一度の特別な舞踏会の日。
個性的な猫たちは様々な生き様を披露しつつ、踊る。
そして長老は猫たちの中から一匹、天上に上っていく猫を選ぶ。
天上に上り新しい人生を生きることを許されるのは誰か?
さて当日。岡山からひかりレールスターで新大阪に着き、
そこから大阪に住んでいる兄の家に。宿も借りるのだ。
そこで昼ごはん食べたり時間つぶしたりして、
時間が迫ってきたので大阪MBS劇場へ。
行く途中で大阪城ホールの前を通るのだが、
やけに人がたくさんいて露店も出ていたので
何かイベントあるんかな?と思ってホールのほうを見ると
木に隠れて「つどい」の字が見えた。
「あー、なんかの集会か…。小ホールでもあるんかな」
と思っていたら「レストルーム つどい」だった。
喫茶店やんか。
もともと人が集まる場所なんですか。
無事入場。2階席の前から5列目なので
大丈夫かな…と思っていたのだが普通のホールより
大分狭い上に段も大きくなっているので
前が見えにくいといった支障はぜんぜんなかった。
パンフレットを見ていると画面が暗くなって
暗闇の中を猫たちが…。
光の差し込むゴミ捨て場にゆっくりと集まってくる猫たち。
マンカストラップという案内役を司る猫の「生まれたのか」
という声ではじまるジェリクルソング。
オープニングから激しいダンスに、すごい声量で響く歌声。
一気に圧倒されてしまった。
「いろいろな生き方の猫をお目にかけよう!」の台詞で
個性溢れる猫たちのステージ、スタート。
全員紹介するとあまりに長くなるので、とても気に入った
猫たち紹介。
・ジェニエイドッツ
昼間はほとんど動かないけど、夜になるとネズミや
ゴキブリをしっかり躾けるきれいずきなおばさん猫。
ネズミ役やゴキブリ役に扮する役者さんたちと見せる
息ぴったりのタップダンスがすごい!
最後に「ありがとう!」と満面の笑みで言っていたところで、
役者さんが本当に芝居を楽しんでいるのが窺えた。
思わず思い切り拍手を送った。
・ラム・タム・ダガー
いきなり夜空から現われる派手猫。
観客(女性限定だそうな)を1人連れてきてステージで踊ったり
とにかく見ていて楽しい猫。曲のなかで思いっきり
「こいつはスネモノ♪」とか言われてます。
・マンゴジェリー&ランペルティーザ
ペア組んでる小泥棒猫たち。
2人で見せるダンスは息ぴったりでかつコミカル。
最後に捕まりそうになるところも微笑ましくて◎。
・オールドデュトロノミー
長老猫。みんなに慕われています。
1部と2部の間の休憩時間に観客からサインをねだられ大忙し。
全員のを書き終わったあとに伸びをしたり、
スタッフに差し入れられたジュースを飲んで一息ついたり、
このやり方がすごいいいなぁ、と思った。
・アスパラガス
昔、一世を風靡した役者猫。
劇中劇でグロールタイガーも演じるけど、そこに移るまでに
劇を見たいか?見せてやろうか?と何度も聞いてくるのが
なんか憎めない。
「最近の若いもんは…」とか愚痴るのもなんか憎めない猫なのだ。
・スキンブルシャンクス
1番気に入った、車掌猫。
寝台列車に乗り込んでるんだそうな。
車掌帽をかぶって敬礼したり、他の猫たちが
ゴミ捨て場で漁った?材料で作った電車が走るのを
見ながら嬉しそうに歌っていたり。
とにかく楽しそうなのだ。
電車の部品である薬缶から蒸気が噴出すのも笑った。
・ミストフェリーズ
天才猫。マキャビティという犯罪猫にさらわれた
オールドデュトロノミーをマジックで助け出すという
開いた口が塞がらなくなるような事をしでかします。
ある女猫を長老に変えるんだけど、それは助けたと言うんかい!
ちなみに女猫はちょっとしてから地面から登場…。
でも至る場面でのダンスは本当に見物。
バレエダンサーさながらにすごくかっこよく踊るのだ。
・グリザベラ
今は落ちぶれた娼婦猫。この猫の歌う「メモリー」には感動。
他の猫たちに邪険に扱われながらも素晴らしい声で儚げに歌う
「メモリー」は聞く価値十分。
念のため、誰が天上に上るかには触れないで、と。
約2時間半のステージ全部の感想は
「Bravo!」の一言に尽きます。
さすが日本の頂点を行く劇団四季。
親子三人、感動しすごく楽しめました。
その後居酒屋に入って遅い夕食をとり、
兄の家に戻って明日のオフ会を楽しみにしながら
眠りに就いた。
ふと思った11月の末。
ずーっと前だが、めちゃイケで岡村がライオンキングの
舞台を最後の最後でぶち壊すのを見ながら、
岡村が邪魔しに来ないミュージカルを生で見たいと
数ヶ月に1度のペースでぼんやりと思っていたのだ。
そんな折に、劇団四季の「キャッツ」が公演5000回を
迎えたこと、現在も大阪で上演中であることを知り、
そう言えば母も見たいと言ってたような…と思い出して
誘ってみたところ即OKが下り、兄も行くことになったので
3人分チケットを手に入れてこの日が来るのを
心待ちにしていた。
ちなみにキャッツのあらすじ(かなり適当)
ジェリクルキャッツと呼ばれる、人に飼いならされることを
拒んだ猫たち。
今日はそんな猫たちが開く年に一度の特別な舞踏会の日。
個性的な猫たちは様々な生き様を披露しつつ、踊る。
そして長老は猫たちの中から一匹、天上に上っていく猫を選ぶ。
天上に上り新しい人生を生きることを許されるのは誰か?
さて当日。岡山からひかりレールスターで新大阪に着き、
そこから大阪に住んでいる兄の家に。宿も借りるのだ。
そこで昼ごはん食べたり時間つぶしたりして、
時間が迫ってきたので大阪MBS劇場へ。
行く途中で大阪城ホールの前を通るのだが、
やけに人がたくさんいて露店も出ていたので
何かイベントあるんかな?と思ってホールのほうを見ると
木に隠れて「つどい」の字が見えた。
「あー、なんかの集会か…。小ホールでもあるんかな」
と思っていたら「レストルーム つどい」だった。
喫茶店やんか。
もともと人が集まる場所なんですか。
無事入場。2階席の前から5列目なので
大丈夫かな…と思っていたのだが普通のホールより
大分狭い上に段も大きくなっているので
前が見えにくいといった支障はぜんぜんなかった。
パンフレットを見ていると画面が暗くなって
暗闇の中を猫たちが…。
光の差し込むゴミ捨て場にゆっくりと集まってくる猫たち。
マンカストラップという案内役を司る猫の「生まれたのか」
という声ではじまるジェリクルソング。
オープニングから激しいダンスに、すごい声量で響く歌声。
一気に圧倒されてしまった。
「いろいろな生き方の猫をお目にかけよう!」の台詞で
個性溢れる猫たちのステージ、スタート。
全員紹介するとあまりに長くなるので、とても気に入った
猫たち紹介。
・ジェニエイドッツ
昼間はほとんど動かないけど、夜になるとネズミや
ゴキブリをしっかり躾けるきれいずきなおばさん猫。
ネズミ役やゴキブリ役に扮する役者さんたちと見せる
息ぴったりのタップダンスがすごい!
最後に「ありがとう!」と満面の笑みで言っていたところで、
役者さんが本当に芝居を楽しんでいるのが窺えた。
思わず思い切り拍手を送った。
・ラム・タム・ダガー
いきなり夜空から現われる派手猫。
観客(女性限定だそうな)を1人連れてきてステージで踊ったり
とにかく見ていて楽しい猫。曲のなかで思いっきり
「こいつはスネモノ♪」とか言われてます。
・マンゴジェリー&ランペルティーザ
ペア組んでる小泥棒猫たち。
2人で見せるダンスは息ぴったりでかつコミカル。
最後に捕まりそうになるところも微笑ましくて◎。
・オールドデュトロノミー
長老猫。みんなに慕われています。
1部と2部の間の休憩時間に観客からサインをねだられ大忙し。
全員のを書き終わったあとに伸びをしたり、
スタッフに差し入れられたジュースを飲んで一息ついたり、
このやり方がすごいいいなぁ、と思った。
・アスパラガス
昔、一世を風靡した役者猫。
劇中劇でグロールタイガーも演じるけど、そこに移るまでに
劇を見たいか?見せてやろうか?と何度も聞いてくるのが
なんか憎めない。
「最近の若いもんは…」とか愚痴るのもなんか憎めない猫なのだ。
・スキンブルシャンクス
1番気に入った、車掌猫。
寝台列車に乗り込んでるんだそうな。
車掌帽をかぶって敬礼したり、他の猫たちが
ゴミ捨て場で漁った?材料で作った電車が走るのを
見ながら嬉しそうに歌っていたり。
とにかく楽しそうなのだ。
電車の部品である薬缶から蒸気が噴出すのも笑った。
・ミストフェリーズ
天才猫。マキャビティという犯罪猫にさらわれた
オールドデュトロノミーをマジックで助け出すという
開いた口が塞がらなくなるような事をしでかします。
ある女猫を長老に変えるんだけど、それは助けたと言うんかい!
ちなみに女猫はちょっとしてから地面から登場…。
でも至る場面でのダンスは本当に見物。
バレエダンサーさながらにすごくかっこよく踊るのだ。
・グリザベラ
今は落ちぶれた娼婦猫。この猫の歌う「メモリー」には感動。
他の猫たちに邪険に扱われながらも素晴らしい声で儚げに歌う
「メモリー」は聞く価値十分。
念のため、誰が天上に上るかには触れないで、と。
約2時間半のステージ全部の感想は
「Bravo!」の一言に尽きます。
さすが日本の頂点を行く劇団四季。
親子三人、感動しすごく楽しめました。
その後居酒屋に入って遅い夕食をとり、
兄の家に戻って明日のオフ会を楽しみにしながら
眠りに就いた。
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